口に出す言葉は不安定でゆっくりでみっともなくて怖くて、言おうとすればするほど現実から遠ざかり叫ぶこともできなくなる。
今すぐ伝えたいのにどんどん居なくなってつまらなくなり気づいた時には壊れてしまうから。
頭の中の予想外な考えに自分で驚いたり、何も考えず無邪気に言葉にできていた頃が懐かしい。
蜃気楼みたいな真実をずっと信じてやっと地盤が固くなるの。
世界と希望と天使と悪魔を抱えて歩いていく私たち、知ってるか知らないかなんてどうでもいいよ、どう思ってるかの方が大事なんだ。
死んだ先には多分何もないけど、死ぬまでにどう生きるかの選択肢は沢山あるから、ちゃんと生きたら死顔も美しいでしょ。大丈夫。