絶望と欲望と杏子

Questa è la vita.

年末の思い出

幼稚園の年長さんのとき、卒園式前のイベントで

「卒園前に友達に質問するコーナー」

を設けて一人一人前に立たされて友達からの質問を受けるみたいな時間があった。

幼稚園児が思いつく質問だから

「今日の朝ごはんはなんでしたか」

とか

「アニメは何が好きですか」

とかなんだけど、たまに意外な子が意外なことを質問したり答えてたりして面白い。

ある程度は答えられるようにしなきゃと思って好きな食べ物やアニメキャラクターのことを考えながら私の番になると、先生のうちの1人(真理子先生)が 突然 はいはいはーい!当てて当ててー!と大声で叫んで「どうしてそんなに肌が綺麗なんですかー?!」

って聞いてきた。

 

咄嗟に私は(子どもだから大人よりは肌が綺麗なんじゃないか?でもそれだと真理子先生をおばさん扱いしているみたいだ。それに真理子先生は不特定多数の園児にではなく"私に"質問してくれているのだ、なにか私だけに特有の現象なり習慣があってのこの肌なのか?…いやそれにしても私は肌が他の園児よりも綺麗だったのか、知らなかった…色白は父親譲りとよく言われたものだが……。)みたいなことを6歳なりの脳みそで一生懸命計算して考えて

「野菜をたくさん食べるからです。ビタミンが多いらしいです。」ってソツなく答えた。このとき、私、大人になったな〜って感じたんだけど、このときのソツのなさは幼稚園児としては「不正解」すぎて今でももっと言い方があったんじゃないかと反省しています。

もうずっとそんな人生。