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Sicuramente!

フローフシとはなんだったのか

フローフシという化粧品ブランドがある。

FLOWFUSHI – フローフシ / 公式ブランドサイト

モテマスカラで一躍有名になった中小企業なんだけどここの会社ってマーケティングの癖が強くて、私は結構前からその宗教色の強さにフローフシ製品を購入できずにいる。

毎回新商品は無料で配って@コスメに高評価を書かせたりユーチューバーに宣伝させたりしていざ売るときには「数量限定!」「業界初の革命的な技術!」でババーンと広告売って品切れになって公式サイトを落として、「従業員5人でがんばってる小さな会社なのでサーバーも弱いのです申し訳ありません!とっても素晴らしい商品を安く売っているので売り切れになってしまうのもご理解ください!これも皆様のため!更にがんばります!」みたいな情に訴えかける作戦をいつもしてるイメージ。なんだかいつも胸焼けする。ついさっきまで無料で配ってたその在庫はどこへ行ったんだ。

商品の裏側見るとズラーっと文章が書いてあって、「下々の愚かな民よ、我が商品を使ってみせよ、我が軍の最先端技術を結集したがそれを貴様らに詳しく教える義理は無い、なんとかミネラル、とか、人間工学、とか言っておけば貴様らは大喜びするだろう、値段は安くしたからとりあえず買え」みたいな本音を「全く新しい技術ですが皆様の為にお安くしました!原価無視です!宜しくお願いします!」ってつらつら書いてて本当に気持ち悪い。モテないだろ。モテマスカラの癖に。モテないだろ。

そして多神教を認めない姿勢なのにそれをオブラートに包みながら謙虚に主張してるのが本当に怖い。毎回商品の広告とかサイトに書いてあるあの長い説明文読むと他社への悪口が透けて見える。いっそのこと現代文の問題に使えるのではないか。そういった意味ではあの長くて気持ち悪い文章読むの大好き。作者の気持ちを読み解く問題。好き。

ちなみにこの前ドラッグストアでフローフシのリップグロスの広告があって案の定クソ長い文章だったから読んでみたら「僕たちの製品を、あえて脇役にして他社様のリップとともに使用してみました」って書いてあって吐き気がした。「僕たち」の時点でもうゲロゲロだし文の意味もゲロゲロ。意味不明。絶対に自分たちが脇役だと思ってない癖に「脇役」とか「他社様」とか言ってるの、マジで新明解国語辞典の【慇懃無礼】の欄に例文として載せるべきレベル。

今このブログを書く為に公式サイト確認したら、無許可だったっぽくて怒られて他社製品の表記を控えてるみたいなんだけど、ここまでしておいて無許可だったって、え、こわくない……?

 

でも、でもね、やっぱり上手いんだよね広告。これは女の子たちが信じて買っちゃうのも頷ける。

化粧品って「この商品を使えば私も変われるかも!」みたいなとこに商機があると思うのだけど、フローフシはその辺りの欲を突くのが天才的に上手い。

今までのマスカラに、アイライナーに、リップグロスに、なんとなく満足してない女子たちを「今度こそこの商品が私を変えてくれるかも」って思わせる求心力。情熱。神秘性。

多分「今までの他社製品と全く違う成分配合」ってところが惹かれるんだろうな。今まで失敗してきたから、全く違う成分なら今度こそ大丈夫だろうっていう。

嘘つけ!配合成分をよく読んで!大体同じよ!貴女に必要なのは新商品でも新成分でもなくて自分の顔をよく観察して長所を活かし短所を目立たなくする工夫!落ち着いて!

 

で、ここまで色々書いたんだけどフローフシ2018年に無くなるみたいです。

でも、商品の買いだめはしないでねって言ってる。

 

絶対無くならない。

絶対、無くならない。賭けてもいい。

 

閉店セール詐欺って、懐かしいですよね。