罪人の1人が尋ねた。
「私が生きることは間違いなのでしょうか。」
聡明な女教皇は微笑んで、
「間違いだとしても、いいじゃないですか。その間違いが何処かの誰かの一助になるかもしれません。」
私は君が現れるのを、ずっと待っていたのかもしれない。
君がどこにいても、何をしても、勝ったって、負けたって、ずっと護ってあげよう。
生きることそれ自体がきっと愛であり孤独であり、見つめれば見つめるほどよく見えなくなる万華鏡のように遠ざかるけど、たとえ理解できずとも真理にたどり着こうとする姿はきっと美しいのだから。